Tutaの新規事業ブログ

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新規事業:私は貢献できない?

新規事業のポイント

共感の力がチームを動かす

  • 新規事業を始めるとき、企画力や開発力、マーケティング力などの専門スキルはもちろん重要です。
    でも、スタートアップや新規プロジェクトの初期段階では、全員が即戦力として動けるわけではありません。
  • 忙しくて時間を割けない人や、まだ出番が来ていない役割のメンバーもいますよね。
    そんなメンバーが持つ最大の価値は、「共感」です。

架空ユーザーとしての共感

  • 新しいアイデアを考える人は、多くの場合自信が揺らいでいる状態です。
    「このアイデアは本当に社会に受け入れられるのだろうか?」
  • このときに最初のユーザーになったつもりで、「それ、面白いね!」と共感を示すことは何よりの力になります。
  • 実際、多くの有名サービスはこうした初期の「共感の後押し」から育ちました。

共感が生んだ歴史的成功例

Slack

  • Slackは、ゲーム開発スタジオ「Tiny Speck」でのゲーム失敗経験から誕生した“逆境の産物”。失敗を受け入れ、新しい価値に形を変える姿勢が、革新的なプロダクトを生んだ事例です。(note(ノート))

Netflix

  • Netflixは、DVD宅配時代に「返却期限がなくて便利」というユーザーの小さな共感を積み上げ、信頼関係を築いたうえで動画配信という次のステージへの基盤を強固にしました。

Dyson

  • ジェームズ・ダイソンは、初期のサイクロン掃除機を形にするまでに5,000回以上の試作と失敗を重ねたという逸話があります。粘り強い観察と改善こそが革新の源でした。(日経BizGate, Amazon)

「何もできない」は思い込み

  • 「自分にはスキルがない」「時間がないから役立てない」と思っても、共感すること自体がプロジェクトの推進力になります。
  • 仲間のモチベーションを支える一言が、新しいサービスや事業を前進させるのです。

小さな共感が未来を変える

  • 共感の言葉はお金も時間もかからず、誰でもすぐにできる行動です。
  • あなたの一言が、未来の大ヒット商品やサービスを生むかもしれません。

参考URL(5件限定)

  1. Slack創業の裏話 — ゲーム開発の失敗から新たな価値を生んだ物語
  2. Netflixの戦略 — 小さな共感が事業基盤を築いた歴史
  3. Dysonの試作エピソード — 5,000回の失敗から生まれた革新
  4. Dyson製品開発の心得 — 忍耐強さと失敗から学ぶ姿勢
  5. Netflix日本戦略 — ユーザーに響く共感の力

Author: Tuta | Published on: 2025年09月10日